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豚飼雑感2012年3月
Sweet Corn Chicago

 BBキング、バディガイら豪華ゲストに、オバマ大統領が半ば無理やりSweet Home Chicagoを歌わされる映像を見た。どんなものかと思ったらさすがは大統領、結構うまい。ミシシッピー川を下り、パナマ運河を越えてやって来るものは、ジャズやブルースばかりではなく、われらが豚君たちの食べるコーンである。その上流にあるシカゴといえば気になるのはブルースばかりではなく、その街の穀物市場の相場も気になってしまうのが、私ごときの豚飼いである。こんな日本の山の中にいたって、新聞の片隅のシカゴ相場を毎日チラッと見ては、(ああ7ドル切ったな…)などと呟いてしまう、狭い様な広い様な、分かった様な分からん様な日常なのだ。
 一方であたりを見渡せばあちこちに休耕田。電牧の張り巡らされた集落。鹿や猪の闊歩する畑。もうナンデダロ~と歌うしかない。そこで思い出すのは10年程前、研修でいった某研究所の職員の困った様な、呆れた様な苦笑い。どんな養豚がしたいですか?と聞かれ、「畑で餌をつくって豚を飼いたいです」と石原君は真面目に答えたのであった。
 その高い志が未だに実現していないのは全くもって私の力量のなさである。しかも実は私、政治と経済の音痴なんです(バレバレ?)。政治・経済。高校の選択授業であったけど、これほど興味をそそらない、つまらなさそうなものは他に見当たらないぐらいだったのに、今となってはその不勉強のツケを毎日払わされているようなものだ。そんなこと知ったこっちゃないとばかりに豚は次々生まれてくるし、気がつきゃわが子も増えてるしで、もう大変。
 穀物。腹が減ったら食べたいそれが、こんなにも政治的で経済的なものだとは、豚を飼うまで知らなかった。コーンなどはその最たるものだが、今回仕上げ用の餌の配合を見直すこととなり、国産の飼料米を原料に加えられることになった。悲しいかな国産と言うとかえって心配される時代となってしまった。しかも補助金あっての飼料米なので、音痴でも分かるほど政治・経済の混迷したこの時代に不安定な原料なのだが、石原青年の理想にほんの少し近づくようで嬉しい。配合割合は5%。少なめではあるが、所属している生産者団体での取り組みなので、全体では年間180tぐらいの飼料米が使われる見込みだ。一人の農家でたくさんやるのもいいけど、大勢の農家で少しずつやる方がリスクは少ないし、飼料米は多くの農家が普通に飼料の原料として使えるものになる事が理想だと思う。
 いくら政策や投機マネーなどにがんじがらめになっていても米は米、コーンはコーン。政治家や投資家でも貧乏人でも食べずにはいられない。土地無くして食べ物はない。小さな土地でも大切にして、こんな田舎にも季節ある活力が湧いてくるといいのになぁ、などとまた音痴が歌いだしたみたいだ。
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豚飼雑感 | 23:23:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
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